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クラウドバンク匿名組合の資金使途に関する外部監査について
2018年11月14日 掲載
日本クラウド証券株式会社(以下、「当社」といいます。)では、募集の取り扱いを行っているクラウドバンク匿名組合(営業者:クラウドバンク・フィナンシャルサービス株式会社(以下、「フィナンシャル」といいます。))における出資金の資金使途について、下記のとおり外部監査を行いましたのでお知らせいたします。
なお、監査人である外部弁護士2名は、両名ともに金融当局に任官した経歴のある、金融法務に精通した弁護士であり、当社におきましては、今後も引き続き両弁護士に四半期ごとの外部監査を依頼する予定です。
記
監査人
- 外部弁護士2名
監査の概要及び監査方法
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平成30年度第1四半期(4月から6月まで)に募集したすべてのファンドについて、資金使途監査を実施。具体的な監査方法は、次のとおり。
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資金使途の突合
各ファンドに係るホームページ上の資金使途と、当該ファンドの主案件となっている融資先(以下、「主要な融資先」という。)との間の金銭消費貸借契約上の資金使途とを突合した。
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金銭消費貸借契約書のとおり融資が実行されているかの確認
金銭消費貸借契約のとおり、融資が実行されているかどうかについて、金銭消費貸借契約の内容と、フィナンシャルの預金通帳とを突合した。
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主案件該当性の確認
当社においては、主要な融資先の資金使途を、当該ファンドに係るホームページにおいて顧客に案内している。そのため、当該ファンドの募集金額と、当該ファンドから主要な融資先への融資金額として取り扱われている金額を比較し、主案件該当性に関し、約款及び契約締結前交付書面に記載のとおり運用されているか、検証した。
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匿名組合内における債権の移転に関する検証
匿名組合内における債権の移転については、当該ファンドに係るホームページ上の資金使途と、主要な融資先との金銭消費貸借契約書上の資金使途の突合、金銭消費貸借契約書のとおりに融資が実行されているかの検証(フィナンシャルの通帳の確認)を行うとともに、ファンド管理資料上、当該ファンドの募集金額が、フィナンシャルの口座に移動しているか、及びフィナンシャルの通帳上、実際に上記資金移動がなされているか(すなわち、債権の移転の基礎となる資金移動が実際に行われているか)について、検証した。
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監査結果
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上記の検証項目について監査を実施した結果、監査対象のすべてのファンドについて、問題は認められなかった。
以上